30代技術士の成長記録

令和元年度技術士二次試験に合格した30代技術士(機械部門)の成長記録です

機械設計技術者試験2級 合格体験記 勉強方法まとめ

 今回は3年前に合格した機械設計技術者試験2級について記事にします。これから受験する方の参考になれば幸いです。

 

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受験の目的

 設計の工程は上流(企画・構想)と下流(詳細設計・製図)で別れており、このうち下流の工程に必要な知識を網羅的に身につけたいと思いました。理由は、曖昧な設計をして出戻りを発生させない、4力を復習するためです。

 上流工程の知識は、機械設計技術者試験1級や技術士二次試験で身につけられます。

 

勉強期間&総勉強時間

 受験申し込み開始の少し前8月中旬から11月中旬(試験前)まで毎週20時間です。合計で300時間程度でしょうか。 週間スケジュールは技術士二次試験とほとんど同じですので、参考程度に以下の記事もご確認ください。

 ちなみに私受験期間中に親知らずを抜くために入院しまして、この時に勉強が継続出来たことが後々の勉強週間の継続に繋がったかなと思います。どんな困難なシチュエーションでも継続すること。これが一番大事です。

 

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勉強方法

 ひたすら過去問を解きました。大体8年分くらいですかね。勉強する上で重要なポイントをいくつか挙げていきます。

 

・答えを見てもわからない場合、一旦諦める。覚えることが多いため、出来る問題を確実に解けるようにした方が効率がいいです。

・答えの単位や表記に一貫性がありませんが気にしません。

・過去問がそのまま出る確率は低いので、関連知識を派生させて勉強します。例えば材料の種類と特徴を紐付ける問題は、既出の材料以外も覚えると良いです。

・そもそも基礎的なことがわからないと言う方は、技術士一次試験の専門科目を並行して勉強するといいです。4力なら以下の問題集を3周回せば合格レベルに到達できるはず。

・範囲が広いため、苦手分野は潔く諦めましょう。私の場合、制御が苦手だったため、必要最低限の勉強にとどめました。

・環境安全は過去問の類似問題が出るか時事問題が出るという二つのパターンに絞られますね。時事問題に関しては白書や環境ビジネスオンラインなどで情報収集しましょう。

 安全はISO12100 リスクアセスメントからの出題が多い印象です。体系的に覚えましょう。技術士二次試験でも大事なキーワードです。

・製図問題は設計者として必須と言える知識です。覚えることは多いですが、得点源になるため注力すべきです。

・応用総合は、完璧に解答するつもりで勉強しなくていいです。部分点狙いで問題ありません。応用総合以外で8〜9割得点できれば、全く解けなくても合格できます。それでも自信がない場合は、地震力の計算や架台に発生する力や支点反力を求める計算が頻出します。得点源なので確実に解けるようにしておきましょう。

・勉強は基本問題を解くこと、つまりひたすらノートに書くことになるため、手に負担がかからない筆記用具を用意しましょう。私の場合クルトガです。技術士二次試験でも愛用してました。

 ・過去問と回答、簡単な解説は購入できるようになっています。年度毎になるので複数年購入するとなるとかなり痛い出費となります。

 ・ベタですが、隙間時間を使って勉強する場合は、聞き流しや単語帳を使うことをお勧めします。単語帳は皆さん学生の時に経験あると思いますが、英単語を覚えるときに使うアレです。ポケットに入れてちょっとした時間に眺めたりします。聞き流しは、スマホやボイスレコーダーを使って自分の声で暗記したい知識を録音し、隙間時間に聞いて覚えます。通勤時、特に車通勤などで手と目が使えない時はお勧めです。

最後に 

 合格のためにはすべての問題が解けなくても大丈夫なので、まずはわかるところを確実に抑えておくことが大切です。しかし合格するにはそれで良いにしても、分からないことをそのまま放置しておくのは気持ちが悪いです。自分の業務との関連性から、必要に応じて時間のある時にゆっくり勉強すると良いです。まずは合格すると言う成功体験によって、継続研鑽に重要なモチベーションを維持することが第一です。最終的には穴のない技術者に成長できると思います。

 

 今後時間のある時に、私が特に難しく感じた問題を、復習の意味も込めて記事にしていく予定です。

 

 2020/9/27更新