本日1月8日に技術士二次試験の合格発表があります。前回は5時50分ごろでしたので、今回も同じくらいではないかと予想します。毎年同じくらいの時間だそうです。合格率は例年通り10%強でしょうか。一人でも多くの方が合格されることを祈っています。
今回は合格発表後の過ごし方について、合格・不合格両方の視点で記事にしたいと思います。
合格した場合まずやるべきこと
・会社の上司、同僚、家族など支えてくれた方への報告
→筆記試験に合格するために長い時間をかけて勉強をしてきたはずです。その間、仕事を調整してくれた上司や同僚、勉強時間の確保に協力してくれた家族には感謝の気持ちを伝えましょう。そして口頭試験も面接練習など周りの協力が必要な時があります。報告と同じタイミングでお願いしましょう。
・口頭試験の模擬試験の調査&申し込み
→決して安くはありませんが、努力を無駄にしない為にも迷わず申し込みましょう。
注)新型コロナウイルスの影響で試験自体の開催が怪しいですね。技術士会の試験ページで情報収集を行いましょう。
・スケジュール作成
→自身の受験日が分かるのは合格通知が届いてからですが、最短日で検討すると良いです。全く準備してなかった方は今日から勉強しましょう。
・合格率を知る
→筆記試験合格率から口頭試験の合格率つまり難易度を予想します。筆記試験の合格率が高い場合、筆記試験の難易度が低かったと想定される可能性があります。逆のパターンもあり得ますね。直近2年で言うと、筆記試験の合格率が低かった平成30年度は口頭試験の合格率が高かったようですね。
平成30年度 筆記試験合格率:9.9%→口頭試験後最終合格率:9.1%
令和元年度 筆記試験合格率:13%→口頭試験後最終合格率:11.6%
不合格の場合にやるべきこと
・会社の上司、同僚、家族など支えてくれた方への報告
→不合格だった場合も必ず感謝の気持ちを伝え、翌年また協力してもらえるようにお願いしましょう。特に家族には大きな負担がかかるため、余計な気遣いをさせないように心がけましょう。
・不合格の原因を探る
→合格発表後に届く成績表には、A~Cの3段階で評価が記載されています。特にC評価があるものは、再現論文を見直し翌年までに対策を立てましょう。新技術開発センターや日刊工業新聞社が出版している事例集を参考に合格論文との違いを確認しましょう。
・スケジュール作成
→来年の筆記試験までは意外と時間がありません。本年度は試験延期があったためですね。今年殆ど勉強しないで受験した方、これから勉強を始めて合格を目指しましょう。私が1発合格した際は1月上旬から勉強を始めました。