30代技術士の成長記録

令和元年度技術士二次試験に合格した30代技術士(機械部門)の成長記録です

技術士二次試験 合格時の点数について

  今更ですが、今年の4月に点数の開示請求をしたところ、先日届きましたので内容の共有と試験対策用に分析してみたいと思います。

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予想

  元々ご報告していた通り、令和元年度の筆記試験結果は全てA判定。口頭試験は○(×なら不合格)。しかし合格ラインに対してどの程度余裕だったのか?手応えとの比較などわからないままというのは気持ち悪いですね。ということで、先ずは試験直後の手応えから点数を予想します。

 筆記試験

    必須I:60% 

           選択II:61%

          選択Ⅲ:65%

口頭試験

   コミュニケーション、リーダーシップ:80%

  評価、マネジメント:70%

  技術者倫理:80%

  継続研鑽:90%

 

結果

 

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そして実際の点数 ※()内は予想

 

 筆記試験

   必須I:29.5/40点 73.8%(60%) 

           選択II:21/30点 70%(61% )

          選択Ⅲ:23.5/30点   78.3%(65%)

口頭試験

  コミュニケーション、リーダーシップ:22/30点 73.0%(80%)

  評価、マネジメント:22.5/30点 75%(70%)

  技術者倫理:15/20点  75%(80%)

  継続研鑽:16/30点  80%(90%)

 

 筆記・口頭共に得点率74%ほどで危なげなく合格できていたことがわかりました。選択Ⅲの手応えは元々良かったのですが、他も予想より高い点数がいただけてました。

以上より

①そもそもの勉強方法に間違いはなかった

②キーワードの選定がクリティカルな問題になることはなく、論文の構成やコンピテンシーを意識した論述の展開(題意に沿う)ができていることがポイント

であることがわかります。なぜなら、そもそもキーワードが間違っているのであればもっと得点率にバラツキが出るはずです。選択IIで怪しい解答がありましたし、ここで大きくこけてもおかしくないと思っていましたが、結果はご覧の通り。

キーワードの説明や誤字があったとしても、矛盾がないこと、題意に沿っていれば大きく減点はないのだろうと思います。

 ただし、結論付けるにはまだ早いですね。私自身1回しか受けていませんので、今後同じように得点の開示請求をする人が増えれば傾向も見えてくるかもしれませんね。

 

 口頭試験は、正直?な部分が多いですが、こちらも70%以上はとれてました。これが高いかどうかわかりませんが、100%もとれる試験ですので、まだまだ対策が甘かったと言わざるを得ないです。

 技術者倫理と継続研鑽は無難な回答につき得点が伸びなかったかなと思うのですが、恐らく時間が押していたので、質問数が足りてなかったのではと推測します。つまり、前半やコンピテンシーに関係ない質問で時間を費やさないことがポイントになってくるのではないでしょうか。

 

点数の開示請求の方法

 

下記URLに添付されている申請用紙を使って申請します。

申請用の封筒とは別に返送用の封筒が必要なので、注意してください。

必ず申請用紙に「点数付き成績開示」と記入してください。申請用紙には特に記述する欄がないので漏れがないよう気を付けてください。

 

www.engineer.or.jp