いよいよ明日は技術士二次試験の筆記試験です。直前で申し訳ありませんが、試験本番時のトラブルシューティングについてまとめました。参考になるか分かりませんが最後までお付き合いいただけると幸いです。
- 予想問題がはずれた
- 題意が読み取れない
- 時間が足りない
- 論文を書いている途中でキーワードを忘れた
- 漢字を忘れたら
- 消しカスが散らかって気が散る
- 修正時に誤って消しすぎた
- 時間が足りない
- 技術者倫理について問われたら
- 時間が余っても何をしたらいいかわからない
- 休憩時間はどう過ごせばいいかわからない
- 最後に
予想問題がはずれた
練習で作成した論文テーマに寄せていきましょう。つまりいかに応用の効く解答が準備できているかがカギです。コンピテンシーに沿った解答が作れていれば、大体使える内容が多いです。※IIー1は例外です。
題意が読み取れない
直接的にキーワードが書かれているとは限りません。出題者が答えに何を書かせたいか、コンピテンシーから想像することも重要です。
時間が足りない
時間制限のある試験においては当たり前の話ですが、出来る問題から着手する。例えば、Ⅱ‐1を飛ばしてⅡ‐2、Ⅲ-1を着手してみると、問題を解いている間に思い出すことやひらめきがあることも。3時間30分の間にすべて解き終わればよいので、行ったり来たりするのは問題ありません。
論文を書いている途中でキーワードを忘れた
全てにおいて答えは一つではありせん。常に2、3個骨子の段階でキーワード抽出しておくと、骨子から組みなおす必要がなくなり挽回が効きます。
漢字を忘れたら
平仮名でも大丈夫です。可能な限り他の言葉での言いかえが望ましいですが。
消しカスが散らかって気が散る
消しカスがまとまるタイプ、もしくは消しやすい消しゴム『』を用意。消しやすい消しゴムは、隣の行まで一緒に帰ることもある為注意。
修正時に誤って消しすぎた
骨子を残しておけば大丈夫です。焦らず骨子を元に再現しましょう。2/3ページほど消しても間に合った実績あります。
時間が足りない
最後まで埋めることよりも、論文としてきちんと着地することを目標に切り替えましょう。2〜3行空白行を残していても大丈夫。蛇足があると、それまでの論文の印象を逆に悪くする可能性があります。以上と書けるよう、のこり10分くらいから着地までのストーリーを構成しましょう。
技術者倫理について問われたら
安全対策について論じるとつながりがスムーズです。選択しが少ない分、ここに時間を使わないことがポイントですね。もちろん事前に準備が出来ていれば他のテーマでも問題ないかと思います。
時間が余っても何をしたらいいかわからない
多くの時間が余ることは稀ですが、書き直しなどが出来ないことが殆どなので、以下の点について再確認しましょう。
・誤字脱字がないか確認する。
・「以下〜」のように略語を使っているのに、途中で使い忘れていないか。
・言葉の言い回しに統一感はあるか。客観的に見ると違和感が生じることも。
例えば、メリット、メリットを途中で長所、短所などと言い換えないよう注意するなど読み手にやさしい論文作りを心掛けましょう。
休憩時間はどう過ごせばいいかわからない
トイレ休憩はもちろん必須です。それ以外で気を付けた方が良いのは、深いレベルで直前の問題の答え合わせをしないこと。間違いを見つけると、次の試験へのモチベーションに影響します。しかし反省は必要です。もし誤字やキーワードの認識間違い気づいたら、次の時間までに正しい情報をインプットします。
最後に
残り時間で出来ることは限られています。これまでの成果が出せるよう、後は本番に向けて体調を整えましょう。それでは健闘を祈ります。