30代技術士の成長記録

令和元年度技術士二次試験に合格した30代技術士(機械部門)の成長記録です

令和元年度技術士二次試験合格体験記 その⑨

 今回は技術士二次試験の合格体験記第9回になります。前回は筆記試験終了後をどう過ごしていたかを記事にしました。今回は合格発表の前後になります。引き続き最後まで目を通していただき、受験勉強の参考にしていただけたら幸いです。

 

令和元年度技術士二次試験合格体験記 その①

令和元年度技術士二次試験合格体験記 その②

令和元年度技術士二次試験合格体験記 その③

令和元年度技術士二次試験合格体験記 その④

令和元年度技術士二次試験合格体験記 その⑤

令和元年度技術士二次試験合格体験記 その⑥

令和元年度技術士二次試験合格体験記 その⑦  

令和元年度技術士二次試験合格体験記 その⑧

 

f:id:mechanicalpe:20200613000158j:plain

 

 

 筆記試験合格発表

 10月下旬に差し掛かり合格発表が近づいてきた。正直言うと合格発表がある直前まで業務多忙で合格発表を忘れていた。というか過去一番合格発表を見るのが怖かった。そもそも合格率が低いというところから、自分の手応えをどこまで信じればいいかわからなかったからだ。無意識のうちに、その日の存在を忘れようとしていたのかもしれない。

 ネットで情報を集めると、合格発表は早朝(5時50分)とのこと。私の場合はtulipianさんのブログで知った。

 

  正直言って前日になると実感が湧いてきてあまり眠れない。合格していた時と不合格だった時でどのように1日を過ごすかとか、誰に報告するかとか、しまいには何を食べようかとかどうでもいいことを考える始末。2時ごろ寝て、5時ごろ起きた。そこから合格発表まではあっという間だった。5時50分ごろ技術士会のホームページを覗いてみると、合格発表が掲示されていた。機械部門の機械設計は一番上で分かりやすい。

 私の心配をよそに受験番号はちゃんとあった。正直驚いたが、夢でないことを確認すると、朝食の支度をしに起きてきた妻に報告した。喜んでくれた勢いで、口頭試験の模擬試験の受験を相談したら快くOKしてくれた。少々卑怯な手を使ったが、合格したら目一杯家族サービスするつもりだ。

 

 後で冷静になって合格発表を眺めてみると、筆記試験の合格率は昨年より低かった。一昨年不合格だった方も含め、必須科目の対策が初めてだったことも要因の一つかと思われる。ちなみに私の前後数人は不合格だった。見た目から私よりも経験の豊かな方々で、落ちるとしたら私だろうと思っていたため、少々驚きだ。(機械部門は昨年28.4%、今年は25.6%)

 

 朝一で合格発表を上司に報告した。技術士合格おめでとう!と言ってもらって、いえ未だなんです。。。というやり取りを他の方とも何回もして落ち着いたころ、筆記試験の論文添削を依頼していた有料講座から、口頭試験の講座案内が送られてきた。私は受講料に多少震えながらもすぐさま申し込みを行った。10月末に合格発表があってから、最短で11月末に口頭試験が行われる。口頭試験は年内に総合技術監理部門以外のすべての部門の受験生が受験する。私は運がいいのか12月下旬だった。どうやら部門毎に固められているようだ。今回からコンピテンシーに沿って採点されるとのことで、質問の形式がどのように変わるかがポイントだった。

   

 少し遅れて合否通知が送られてきた。結果は全てA判定だった。素直に嬉しかったが、ぎりぎり60点の科目があるかもしれない為、いつか点数の開示請求をしてみようと思う。事前情報通り、口頭試験の会場はフォーラムエイトだ。後で後悔したが、この時点で出来れば宿を予約しておくべきだったと思う。2週間前に予約しようとしたら近隣のホテルは全て埋まっており、空いていても1泊2万円以上の部屋ばかりだ。他の合格者の方も同じように考えているとは思うが、いくら近隣でも雪などにより公共交通機関が麻痺することも考えられるため、なるべく前日入りすることが望ましい。そのようなリスク対策も技術士としての資質として必要だ。

f:id:mechanicalpe:20201010113311j:plain

写真.合格発表通知書

 

模擬試験の受講

 11月の中旬ごろに、有料講座の模擬試験に参加した。模擬試験はスクーリングやテキスト込みで6万円ほど。少々お高いが、先に言っておくと必要な出費だったと思う。

 模擬試験では、現役の技術士の方の指導をうけた。私の業務経歴書を読んだ上で質問をされるため、まず私が技術士にふさわしいかどうか客観的な意見が聞けた。2回の模擬試験を行い、1回目の模擬試験は合格ライン。2回目の模擬試験は不合格の判定。1回目と2回目の違いは明らかだった。

 まず1回目はわざと私に有利になるような質問をしてくれたこと。例えばSDGsに関連する質問に関しては、ある意味対策しやすく誰でも回答を事前に用意していただろう。私も難なく答えることが出来た。さらに、私の経歴に関しては重箱の隅をつつくような苦しい質問はなく、ホワイトボードでの説明も求められなかった。

 2回目は1回目とちがい、対策しにくい機械部門の基礎知識に関する質問。そしてホワイトボードを使った回答を求められ、終始高圧的な態度。プレッシャーにより焦りも出る。

 講師の方からの情報によると、まず私の年齢や経歴を見て経験が浅いと思う試験官は多く、経験の浅い人間がふるいにかけられ落とされる傾向があるとのこと。私は20分という短い時間の中で、そのイメージを払拭しなければならない。もしかしたらあえて落とすために意地悪な質問が来る可能性もあるようで、それを肝に銘じ想定問答集を作り上げた。※後日口頭試験対策として想定問答集を公開したいと思う。

実際の口頭試験

 11月下旬になり令和元年度の口頭試験が始まった。ある情報筋から今年の受験様式が前年度からどう変わったのか?を知ることが出来た。はっきり言って驚いた。有料講座ではほとんど前年度とは質問内容は変わらないとのことだったが、大きく変わっていたのだ。例えば、コンピテンシーに対して回答するよう予め前置きがあり、採点基準を明確にしている印象だ。逆に言えば、質問を予想しやすい。自分の試験日までは1か月ほどあるため、対策を練ることにした。詳細は口頭試験対策を参考にしてほしい。(近日中に公開予定)

 

続く