あと1か月ほどで令和2年度技術士二次試験の筆記試験ですね。正直1か月前というのはスケジュール的にもかなり身動き取れない状況になってきています。例えば模擬試験は、主催者側の採点の都合上2週間前までしか受験できないと思われます。(今年なら8月中開催のケースが多い)
私はどちらかというと『模試は受けた方が良い』と思ってますので、まだ模試の受験を決めかねている方は、この記事を参考にしていただければと思います。
模擬試験とは
本番さながらの練習が出来る有料講座です。試験会場の雰囲気や時間配分(開始時間や休憩時間をそのまま再現している場合もある)が体験できるため、毎年受講される方は多いです。私は諸事情で受講しておりませんが。
詳しくは以下の記事に書いておりますのでご一読ください。
令和2年度の模擬試験
コロナ禍で会場での模擬試験を開催する講座は少ない印象です。『技術士二次試験 模試』で調べたら多くの講座がヒットします。模擬試験の会場に行って新型コロナウイルスに感染したとなれば、本番は受験会場に行くことすらできないかもしれません。技術士を目指すのであれば、リスクを考慮し適切な判断をしたいところです。要は在宅模試一択ということですね。では在宅模試のメリット・デメリットを見ていきます。
在宅模試のメリット
・コロナウイルス感染のリスクが低い。(家族が感染しており接触する機会が増える分絶対安全とは言えない)
仮に自分が感染したとしても受験できる。
・地方在住の場合、移動手段を考慮する必要がない。費用が抑えられる。
・自分の好きな日時に受験できる。
在宅模試のデメリット
・集中力が維持できない。
・本番の雰囲気が味わえない。強制力のない中で長時間の論文作成に耐えられるか不明。
・その場で添削してもらえない。
・答案を送付する手間が発生する。
まとめ
デメリットもあるとはいえ、本番にマイナスになる要素はありませんので、受験したほうがいいと思います。しかし、模擬試験とは名ばかりで、他の論文添削と何が違うのか?という意見もあるかもしれません。
添削の機会が増えることもメリットの一つではありますし、一応その年の出題予想の範囲で作成しているはずですから、受験した方が合格率は上がると思います。受験料は高額ですが、半年にも及ぶ努力が報われるよう、可能な限り投資したいですね。