技術士二次試験の筆記試験において、私の経験を元に当日やるべきことをまとめてみました。まだ試験まで1ヶ月ありますが、直前にまた思い出して見返していただけたらと思います。
出発前
持ち物チェックをしてください。特に筆記用具は忘れたら致命的なので、2セット鞄の中に入れておくと安心です。
~持ち物リスト~
・受験票
・顔写真付き身分証明書
・筆記用具(シャーペン、シャー芯、鉛筆、鉛筆削り、消しゴム、定規)
・飲み物(水筒は不可。ペットボトルなら試験中飲めます)
・腕時計(アラームが鳴るようなデジタル時計はやめた方がいい)
・キーワード学習ノート
・マトリクス表(下記リンク参照)
・論文の骨子集
・絆創膏、テーピング、痛み止め
・湿布
・財布(交通費が足りなくて到着できないなんてことが無いように)
・弁当(会場に早く到着する場合は会場の外で食べる)
・オヤツ(チョコレートがお勧め。試験中は食べれません)
・マスク
シャーペンは安定のクルトガ、シャー芯は2Bです。鉛筆を持ち込んだのはシャーペンが壊れた時のバックアップです。消しゴムは消しカスが出ないタイプと軽く擦っただけで消せるタイプを選びました。数行一気に消す場合は、前者のタイプの方が良いです。後者は一文字だけ消したい時などに使います。周りの文字を消さないようにするには軽いちからで擦らないといけないですからね。。。
会場到着後
会場には1時間以上前に入りましょう。外で待たされるかもしれませんが、遅刻するよりはマシです。
会場の入り口付近で運営の方が地図を渡してくれます。遠慮なく受け取ってください。
試験直前
必ずトイレに行っておきましょう。途中退席は可能ですが、大きなロスになります。一分一秒を争うケースもありますからね。また試験開始の60分経過後から試験終了10分前の間しか退席できないので、それ以外の時間帯で退席すれば不合格確定です。(答案が完成している場合は問題ありません。)
キーワードを今更見ても上積みは難しいので、予想問題の骨子やキーワードマトリクス表を眺めて論文作成のイメージトレーニングをしましょう。
試験中
ひたすら書く!論文対策は以下の記事を参考にしてください。私はペンダコが痛むことがあったので、予めテーピングしてました。腱鞘炎になりかけてたので湿布も貼ってましたし、なんらかの痛み止めは用意しておくと良いかもしれません。
骨子はなるべく残した方がいいです。もし時間がなくいきなり書き始める場合は、余った時間で問題用紙に要約を写しておきましょう。私も選択Ⅱでこれやりました。1番時間が足りないところですからね。。。
合否には直接関係ないですが、消しカスが大量に出るのでそれらを床に落とさないようにしてください。後で掃除する人のためにも、持ち帰って捨てましょう。
帰宅後
再現論文を作りましょう。試験直後余力があれば、スマホで帰宅中に作成してもいいかもしれません。すぐ忘れてしまいますからね。再現論文は自分の合否を客観的に判定してもらうために必要です。また、口頭試験において質問されるケースもあるようです。ちなみに私はされませんでした(全てA判定だったから?)。解答に自信がない場合や、明らかに誤った内容を書いた場合は見直して訂正しておきましょう。コンピテンシーの『評価』の点数につながります。
有料講座で再現論文を添削してもらえる場合もありますから、積極的に見てもらうことをお勧めします。もし合格の可能性が高ければ、すぐに口頭試験の準備に取り掛かることが出来ます。
インターネット上の掲示板やSNSで試験の手応えや模範解答などを公開している方も見えるので、参考にするのも良いでしょう。
翌日以降
再現論文が仕上がったらゆっくり休みましょう。しばらくしたら口頭試験の情報集めを徐々に始めたいですね。口頭試験に進む前提で有料講座を申し込んでいる人はいないと思いますから、いつから申し込めるか?どこで開催させるか?など早めに確認しておくと良いでしょう。
最後に
今年の試験時間割は12時から18時までですね。中休みが30分と短いので、十分な休憩が取れないおそれもあります。頭と体を休めつつ次の問題の対策をする必要があるため、休憩の段取りもしっかり考えておきましょう。
そして技術士になるつもりなら、自分のことだけでなく周りにも気を配れる人であってほしいです。必ずマスクを着用する、通気が良く人が集まらない場所で休憩するなど、新型コロナウイルス感染防止対策を心がけましょう。