30代技術士の成長記録

令和元年度技術士二次試験に合格した30代技術士(機械部門)の成長記録です

技術士機械部門 合格後の活動記録

 今回は日記のような感じになってしまいますがお許しください。ブログタイトルにも成長記録とありますので、私が技術士になってからの活動報告をしていきます。

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技術士合格後すぐに新型コロナウイルスの蔓延で・・・

 令和元年度の技術士二次試験合格発表が令和2年3月6日。この時、まだ技術士ではないので、まずは技術士登録申請を行いました。結果的には登録まで2カ月かかりました。これは新型コロナの影響で登録業務が滞っていることと、私の書類不備がいくつかあったためでした。晴れて5月から技術士として活動できる訳ですが、私のスタートラインは日本技術士会主催の合格祝賀会への参加だったので、出鼻をくじかれてしまいましたね。これも新型コロナの影響で軒並み中止もしくは延期になっています。私の地域は中止の発表が出ていますから、来年参加出来たらしたいなと思う次第です。

 私が身を置く環境では技術士が近くにいないこともあり、どうも相談相手というか研鑽の励みになるような仲間がいなくて寂しい限りです。祝賀会参加もそれが一つの目的でした。ですからこうして技術士二次試験に関する有益な情報を提供し、来年以降の仲間を一人でも多く増やすというのが当面の目標です。

  

技術士合格後の活動報告

 技術士合格後からの活動報告としては以下になります。

  • 技術士二次試験情報発信@ブログ
  • 機械設計知識の発信@ブログ
  • 後輩指導
  • 社内広報活動

技術士二次試験情報発信@ブログ

 説明するまでもありませんが、今日に至るまで25本書いてきました。まだまだ発信したい情報がありますので、今後も試験スケジュールにあわせて公開していく予定です。特に追い込み、試験前の心構え、口頭試験に向けてと重要な記事をいくつか準備中です。もうしばらくお待ちください。

 以下リンク↓

chuckmechanicalpe.com

機械設計知識の発信@ブログ

 技術士二次試験の情報発信と並行して、機械設計に関する知識を学びたい方向けに記事を公開しています。正直言って機械設計に必要な知識は幅広く、すべてを理解することは不可能でしょう。そもそも機械設計自体が結構機械によって必要な知識が偏りがちなので、学んでも生かせる機会が限られています。知識というのは実践で使って初めて血肉となるのです。

 私のブログでは、なるべく使用頻度の高い知識を中心に情報発信を行っています。今後も継続していきますので、活用して頂けると幸いです。

 以下リンク↓

chuckmechanicalpe.com

 

後輩指導

 同じ業務に携わる後輩に対し、技術士としてのスキルや考え方を示しています。独学では難しい業務への応用方法などはOJTを通して身に着けてもらうようにしています。

 私が日々意識しているのは、技術士になることを強制しないこと。そして技術士試験に合格するコツや攻略法といった前置きを使わないようすることです。技術士は強制されて取得する資格ではありません。なぜなら合格後も継続して研鑽できる高い志が必要だからです。合格や資格取得が目的になるような受験の勧め方をしないよう心掛けています。

 今後の目標としては、新型コロナの影響で計画が頓挫した勉強会の開催を行うことを目標に、更に知識を深化させていきます。

 

広報活動

 以前Twitterにて報告しましたが、技術士合格の際社内誌のインタビュー記事に協力させて頂きました。技術士は私が初めて取得したということで、まず技術士の存在を広く知ってもらうこと。そして技術士を目指す方が増えること。この2点を目標にして臨みました。

 社内誌は全社員1000以上の元へ毎月配布されます。思った以上に効果がありました。合格祝いのメッセージに留まらず、前向きなメッセージが多数届きました。例えば、

『私も技術士を目指したい。』

『忙しくて諦めていたけどTOEICで高得点目指す。』

『技能検定を合格したい。勉強方法を教えてほしい。』

などです。一番嬉しかったのは、人事部の方からも努力することを努力したいといった内容のメッセージを頂いたことです。人が成長するために必要な燃料は、向上心だと思います。この向上心を抱くきっかけとなれたなら、今回の掲載はひとまず成功といっていいのではないでしょうか。

 今後は社内誌などを活用し、ブログのような情報発信を行っていきたいと思います。また社内技術士会の発足や企業展への出展を通して、対外的にも技術士としての活動報告が出来ればと思います。

最後に

 活動報告の中には私自身の研鑽があまりなかったように思います。今後はブログの更新と並行して自身の研鑽について時間を割くよう努めます。例えば、機械設計にはハードだけではなくソフト、電気の知識も必要です。網羅的に扱えるような技術者となれるよう今後努力していきます。また、技術士資格においては総合技術監理部門の取得を考えています。それらの過程についても、このブログで記事にしていければと考えております。